マイケル・ロバート・クールボー（Michael Robert Coolbaugh 1972年6月5日生）［アメリカ・プロ野球選手］
ニューヨーク州ビンガムトン出身。1990年のMLBドラフト16巡目（全体の433番目）でトロント・ブルージェイズに指名され契約。数々のマイナーリーグのチームを渡り歩き、2001年にミルウォーキー・ブルワーズでメジャー初昇格。2002年、セントルイス・カージナルスに移籍した。
2003年は韓国の斗山ベアーズに入団するが、打率.215と不振にあえぎ、シーズン途中で退団。同年途中にヒューストン・アストロズと契約するが、メジャー昇格することなく2005年に退団。2006年はカンザスシティ・ロイヤルズと契約するが、ここでもメジャー昇格はならず、同年限りで現役引退となった。
引退翌年の2007年、阪神タイガースでプレーした兄のスコット・クールボーとともにコロラド・ロッキーズ傘下の2Aタルサでコーチに就任したが、7月22日の試合中にファウルボールが頭を直撃し、これがもとで死亡した。この事故がきっかけとなり、2008年シーズンからMLBでは一塁及び三塁ベースコーチのヘルメット着用が義務化された（NPBでも2010年からヘルメット着用が義務化された）。なお、マイクの追悼試合ではマイクの2人の息子が伯父のスコットに伴われ始球式を行った。
2007年7月22日死去(享年35)
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