出張所と言うくらいなんで本店はどこなのかとネットで調べてみたら浅草にあるみたい、そこは回転寿司なんだそうだ。 しかし、ココの出張所はなんと立ち食い寿司なのだ。 上野にはたまに買い物に来るんだけどココは前回来た時に見つけた店なんで2回目、例えばココが回転寿司だったら入らなかっただろう… 立ち食いという所が興味をそそったのだ!聞く所によると昔は(江戸時代)寿司は今で言うマックみたいな… いや、それよりも更にお気楽な屋台で食べられたファストフードの様なモノだったそうだ。 だからこの店は原点回帰という事なのだろうか? 私の小さい頃から寿司とは高級な食べ物と言うイメージを親に据え付けられていたので、この寿司を立って食うというちょっとヤンチャなスタイルも価値観を崩されたようで気にいった。 実際江戸時代では、江戸のせっかちな気質の人達にはそういうスタイルが「粋」とされていたらしいのだ。 さてウンチクはこの辺にして店に入ってみよう! しかしこの日は連休最終日ともあって、ご覧の通り並んでいます。 そして江戸の粋なスタイル(パッとたのんでパパッと帰る!)を理解していないセンスない客たちは酒なんか飲みながらゆっくりと寿司を楽しんでいる! (端から見ればごく普通の光景なんの問題も無い。) しかし席は8席しか無いのだ、隣のカップルなんかはなかなか頼みもしないのにダラダライチャイチャして後ろに並んでる客を見て「スゲ〜 並んでるよ!(笑)」なんて、なんも気に止めていない… 私も長年音楽をやっているが、最近は客が安い出会いの安い関係のままただネット上で繋がってるだけなのに幻想に気づいてなく、本物達は裏通り… 周りを見れば偽物が偽物を祭り上げてる状態。 そんな感じにも似た、どんな世界も客がフェイク化していて、せっかくの立ち食いスタイルの意味さえも考えようとしない… これは日本人として恥ずかしい事だと思う。 上野の駅前では国立西洋美術館という美術館が世界遺産に登録されたフィスティバルをやっていたが、 日本の人間の質は世界遺産からどんどん外されていってるよ。 さて愚痴はこの辺にして肝心な味の方は、私は寿司好きで北海道、富山、金沢… いろんな魚が有名な所のモノを食ってきたが、実際ココはその中でも5本の指… いや、あえて言うなら1番かもしれない! それは寿司そのものの味よりも、すべてが私のセンスにあっているだけで他の人がどう感じるかはわからない。 ただ寿司というのは本来こういうモノなんだろうなぁ〜 なんて漠然と思うだけなのだ。 写真の様にネタは頼んだ物が一貫ずつ出てくるシステムでいろんな種類の物が食べれるのだ。 シャリとネタバランスも絶品‼ 最近流行りのデカネタ… あんなモン私から言わせれば邪道以外の何物でも無い! すべてはセンスとバランスでこの世は成り立っているのです。 というコトでけっきょく他局でやっているコロコロコラム同様毒舌コーナーになりつつありますが、本当に美味しいお寿司屋なんで上野に行ったら是非食べてみて下さい! これにてミクロのショワショワ散歩 まぐろ人〜billboard Tokyo 前編を終了します。後編はビルボード東京のお話です。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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